本事業では、グローバルイノベーション創出に向けたスタートアップとの協働の取組を推進するクラスターを6者、公募し選定します。
採択されたクラスターには、東京都と協定を締結していただき、各クラスター3か年で20件以上の協働事例を創出し、持続的でインパクトのあるクラスターの創成を目指していただきます。
インダストリーやテクノロジーの領域についての指定はありませんが、応募に際しては協働の注力領域を定めていただきます。注力領域の具体例は、以下のようなものを想定しています。
【注力領域(例)】
サーキュラーエコノミー / ブルーカーボン / ウェルビーイング / アート・カルチャー / ロボティクス / ライフサイエンス / ディープテック / フードテック/ インフラ / 宇宙 /等
※なお、定めていただいた領域と異なる協働事例が創出されることを妨げるものではありませんが、協働件数の半数以上は提案時に定めていただいた注力領域(2領域以内)で協働事例を創出いただくようお願いいたします。
また、6者のクラスターのうち、有力な海外支援機関(海外大学、海外アクセラレータ等)と連携し、グローバルスタンダードな支援を強力に行う1者を「グローバル推進クラスター」として選定します。
求めるクラスターとしてのあり方
クラスターは、クラスター構成企業等を中心に様々なプレイヤーが連携し、大企業等とスタートアップが協働する場を醸成し、適宜・適切に協働に向けたアセットを投入することで、スタートアップとの協働を実現します。本事業でクラスターには以下のようなことが求められます。
- 特定のテーマや領域、技術、課題に対し同じ目的意識を持ち、目指す姿や取組の将来像・ゴールが共有されたメンバーで構成されている、またはクラスター構成企業等が代表企業の取組目的及び事業に賛同している
- 本事業や関連する都事業の趣旨を理解し、スタートアップの成長に寄与する協働を実現することができる
- 活動内容が広く発信され、誰もが取組の情報を得ることができる
- 取組への参画や連携を求める企業・団体等に対し、広く門戸が開かれている
- グローバル展開も見据え、クラスター外に取組を拡大・波及していく意向がある
応募要件
- クラスター構成企業等が目指すべき共同の目的を明確にしていること
- 代表事業者を定め、東京都や事務局と連絡調整を行う責任者を設置すること(なお責任者は、原則として代表事業者に常勤的に所属しており、日本国内に在住していること)
- 構成企業等の役割分担や責任の所在等を書面で明確に定め、応募時に提出できること
- 代表事業者を中心に本事業の遂行に必要な見識及び当事業全体の企画調整・進行管理能力並びに都、事務局との調整に必要なコミュニケーション能力を有していること
※クラスター応募要件の詳細につきましては、公募要項をご覧ください。
協定金について
【グローバル推進クラスターに対する
加算協定金(6者のうち1者採択)】
②
3か年度合計 最大3億円 (左記①の金額に加算)
3か年での協定金総額(①+②) 最大6億円
※令和8年度以降の予算措置状況によって協定金上限額に変更が生じる可能性があることについては予めご了承ください。
※協定金の支払いタイミングの詳細につきましては、公募要項をご覧ください。